いのちの初夜

若い時分、23歳で死んだ北条民雄の「いのちの初夜」を偶然に入手して読み、感動しました。其後暫くして之も偶然から「小島の春」を読み、癩患者への極端な差別を知りましたたが自分では何も出来ないと思い忸怩たる感情を持て余した事が有ります。癩は今はハ…

或脳死幼児の例

正常出産で、生後も11ヶ月順調に生育していた或日、弾みで転倒して後頭部を打撲、痙攣を起こし、意識不明になり、入院。 第65病日から大泉門膨らみ、第139病日から破れて膿様物が流れ出、融解した脳と確認。 以後も不規則な運動も時々見られ、成長も続いたが…